「まるで自分の葬儀を見ている様な演奏会だ」
と言われる陽気なラテン楽団
「墓の魚(PEZ DE TUMBA)」ーメメントモリ(墓想)を歌うスペイン・ラテン楽団ー
「墓の魚」の配信の宣伝ムービー
葬送のオルケスタ「墓の魚 PEZ DE TUMBA」は、
聖書のパロディ、神学のユーモア、
天使と悪魔の対話、魔女達の企みを
音楽で表現するオーケストラです。
ゴキブリとハトの壮大な闘いの物語へようこそ。海洋生物や細菌の世界を
聖書の視点から見つめ、
スペインの海辺の
動植物の死骸を集めて
ファドやオペラを作曲する・・
◇
そんなコンセプトで作られる数々のユーモラスな楽曲達。
◇
なんと、全ての自作曲を、本物の管弦楽オーケストラ、
リュート、
フラメンコギター、
パイプオルガン、
チェンバロ、
バンドネオン、
ピアノ、
ヴィオラ・ダ・ガンバ
などの生の楽器演奏で録音しています。
50種類以上の不思議な楽器達を使った
実演奏の音をお楽しみ下さい。
「墓の魚」のオリジナル楽曲
世界で唯一、ラテン語、スペイン語、ポルトガル語文化圏の視点から、キリストと細菌と死というテーマを見つめるオーケストラ・・
ポルトガル漁師の魂への郷愁、
沼地の藻類、
貧者の魂、
港に打ち上げられた蔓脚類の死骸・・・
ああ!!
我々の過酷な
人生の魂の救済を、
海底に沈み、
フジツボのついた
十字架のキリスト像の姿から
浮かび上がらせる・・
そんな新しいラテン音楽がやって来ます!!
◆演劇、フラメンコ、ファド、オペラ、ミュージカルなどで再現される「墓の魚」の音楽を、ぜひ、応援よろしくお願い致します!!
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もっとマニアックな話を読みたい方はこちら
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→ 「墓の魚」の各作品を詳しく説明(別のページへ)
→ 「墓の魚」の詩を詳しく説明(別のページへ)
→ 「墓の魚」の曲の種類を詳しく説明(別のページへ)
「墓の魚」の音楽の事を
シャンソン・フュネライユ(葬送の歌)と言います。「お葬式の音楽!?」と、思うかもしれませんが、死をブラックユーモアに陽気に歌うのも、ラテン音楽の特徴なのです。
■■蝉の死骸■■
「そこで死です!!
人は死んだもの、存在しないものに、
あらゆる勝手な妄想で話しかける事ができる。
これこそが真実なのですよ。
それは魂のミサです。
目の前にある限定された世界から真実を見るには
思考する事でしかない。
そして葬儀、埋葬、腐敗した沼地に
人間はこの世の真実を見るのです。
真実が!!
そこに真実がある!!
道端で朽ちていく動物の死骸に!!
感情を持たぬ無機質な冷たい手すりに!!
沼地の醜悪なあぶくに!!
循環する珪藻
ディアトマエに!!
あらゆる所に真実があるのです!!
キリストは永遠に葬送され、埋葬される。
そして生き返った所を
誰も見咎められなかった事によって、秘儀は完成されたのです!!
十字路の主人でない神は、
誰も見ない場所にいるからです。
人は知る事によって、
世界を矮小な霊に閉じ込めてしまう。
キリストは、永遠に我々が見る事が出来ぬ真実となり、
山羊の死骸、
港に打ち上げられた惨めな命の残骸、
おお!!珪藻と海老の屍となり、我々の目の前に姿を現す!!
つまり、それが厳格なミサなのです。
ありもしないミサです。」
(「墓の魚」の戯曲「見た事のない犬より」)日本ではまだ紹介されていない、この「ラテン文学(マジックリアリズム)的な[魂の渇き]の物語を、ぜひ酔狂な好奇心からでも、覗いてみていただけたら嬉しいです。
ラテン詩と絵と映像と音楽を融合させた
オーケストラ「墓の魚」の配信動画公開中!!!!↓↓↓動画試聴
私の葬儀
ロシアのサバトの舞踏
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ワインとヒキガエルのファド
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